イオス(EOS)メインネットアカウントについて...

イオス(EOS)メインネットが発表されて以来、多少の問題がありますが、徐々に安定化しています。メインネットアカウントの内容が複雑で明確に理解されていない部分について調べてみましょう。

イオス(EOS)メインネットとは？

イオスメインネット上でのアカウント情報は、12桁(英小文字と1〜5までの数字、英語のみの使用が可能)の文字列が代表であり、その他のOWNER KEY、ACTIVE KEYは、そのアカウントの資格を証明する一種の暗号化KEYと考えることができます。

したがってイオスアカウントでのトークンの送信は、イオス12桁のアカウント名さえ分かれば出入金情報が確認可能であり、イオスアカウント名でトランザクションを簡単に確認することができます。 (トランザクションの確認は、付録の様々なサービスを参照)

出入金や様々なイオスメインネット上でのトランザクションの作成やアクションなどの実行は、基本的にイオスアカウントと連動された2つの位置のOWNER KEYとACTIVE KEYの認証がされ、これらのKEYは最初のアカウント作成時、基本的には同じように設定がされます。初期設定でイオスアカウントを作成する場合、アカウントが持っている構成は次の通りです。

例) イオスアカウント情報

アカウント名 : abcdefgh1234

OWNER key pair :

Private Key: 5JjfWPH9x3u31u31ZWmz88RXCd62DQYGNxbV3xgX7Xhq5GGiU9u

Public Key: EOS8GpfengNRsBC43wfU8nTs8FponJKNUL7pEznDiVckqMse2Eeub

ACTIVE key pair : Private Key: 5JjfWPH9x3u31u31ZWmz88RXCd62DQYGNxbV3xgX7Xhq5GGiU9u

Public Key: EOS8GpfengNRsBC43wfU8nTs8FponJKNUL7pEznDiVckqMse2Eeub

一般的に、イオスメインネット上のアカウントの作成のためには大きく3つのリソースが必要です。

CPU リソース

NETWORK リソース

RAM リソース

上記のようなリソースはイオスを通じて購入または割り当て(STAKING)てアカウントに反映しなければならず、そのためにはイオスを保有しているアカウントが必要です。簡単に言えばイオスメインネット上で新規アカウントを発行するためには、イオスが保有しているアカウントが既に存在していなければならず、新規アカウントはイオスを保有しているアカウントのみ新たに発行することができます。

イオス新規アカウントを発行することができるイオストークンを保有しているアカウントは、マザーアカウント(Mother Account)となり、このアカウントは新しいイオスアカウント2つを割り当てる方式の組み合わせで作成することができます。

リソースの割り当て方式による差

マザーアカウントのリソースを借りて(Delegate)アカウントを発行する方式

マザーアカウントのリソースを実際に送信して(Transfer)発行する方式

リソースの割り当て方式のマザーアカウントは、新規開設アカウントに自分のリソース(イオス)を借用してリソースを割り当てることができます。

この場合、割り当てられたリソースはマザーアカウントの所有であり、これに対する基本的権利はマザーアカウントが持ち、割当量の権利はまだマザーアカウントに属しています。またマザーアカウントのリソースを新規開設アカウントに直接送信して、リソースを割り当てることができます。この場合はマザーアカウントに影響を受けない、完全に独立したアカウントのリソースを持っています。

KEY割り当て方式による違い

マザーアカウントのKEY PAIRを同じように使用する方式

マザーアカウントのKEY PAIRではない、新しいKEY PAIRを使用する方法

新規アカウント作成時にマザーアカウントKEYと同じKEYを使用することができます。この場合、1つのKEY PAIRに2つのアカウントが連動され、それぞれのアカウントは独立したアカウントとなり、互いに独自のイオストークンを保持し、契約を行うことができます。

しかし同じKEYであるため、それぞれのアカウントは同じKEYでそれぞれの取引を証明することになります。この場合、1つのKEYで複数のアカウントを運用することができる利点がありますが、KEYを紛失した際に2つのアカウントすべてを消去しなければなりません。マザーアカウントとは異なる新しいKEY PAIRで新たにアカウントを作成すると、新規アカウントはマザーアカウントと認証KEYを共有しない、独立した認証システムを持つアカウントで作動するようになります。

イオスのアカウント作成は、上記の説明のように大きく2つの方式を互いに組み合わせて開設することができ、必要に応じて好きなように開設して使用することができます。

Posted by HILARIUM FOUNDATION at 7:23 PM